業界の裏側・本音

光回線の営業がしつこい本当の理由|元営業マンが「自分のことしか考えてなかった」と正直に話す

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インターホン越しに何度もやってくる光回線の営業。電話を切っても、また別の番号からかかってくる。なぜここまでしつこいのかとうんざりしている方は、きっと少なくないはずです。

先に正直にお伝えします。私はかつて通信業界で光回線の営業をしていました。そして当時の私は、お客さんのことよりも自分の成績を優先していた人間です。

だからこそ、営業がしつこくなる仕組みも、勧める回線の裏にある事情も、内側から知っています。この記事では元営業マンとして、なぜ営業はあそこまでしつこいのかを、きれいごと抜きでお話しします。

営業の経験者だからこそ言えますが、仕組みさえ知ってしまえば、しつこい営業に振り回されることはぐっと減ります。

正直すぎる元営業マン
正直すぎる元営業マン
正直に打ち明けます。あの頃の私は、目の前のお客さんより自分の数字を見ていました。その視点だからこそ話せる本音があります。

営業がしつこい一番の理由は「ノルマ」と社内での居づらさ

営業の世界には、当然のようにノルマがあります。ただ、達成できないと給料が減るという以上に、現場でこたえるのは数字を出せないと社内で居づらくなるという空気でした。会議でも日常の雑談でも、契約を取れていない人はどうしても肩身が狭くなります。

その居づらさから逃れたい一心で、営業は契約が取れるまで食い下がります。つまり、あなたの生活のためを思って粘っているわけではないのです。しつこさの正体は、あなたへの熱意ではなく、営業が自分の居場所を守るための必死さだと考えると、見え方が変わってきます。

もちろん、誠実に仕事をしている営業もたくさんいます。ただ構造として、こうした圧力が働いていることは知っておいて損はありません。

だから、断っても断ってもまた来るのは、あなたが脈ありに見えているからとは限りません。営業が自分の数字を埋めたいだけ、というケースも多いのです。罪悪感から話を聞いてあげる必要はありません。

①ノルマ未達の数字

契約件数が足りないと、その月の評価に直結します。

②社内での居づらさ

数字を出せないと会議や日常で肩身が狭くなります。

③立場・評価への影響

続くと任される仕事や立場にも響いていきます。

月末・期末に営業が急に押してくる理由

月末や期末が近づくと、営業のトークは目に見えて強くなります。これはノルマ達成の締め切りが迫っているからです。特典を上乗せしてでも、今日中に契約させようとする動きが出てきます。

このとき決まって出てくるのが「今だけ」「今日中なら無料」という言葉です。しかし「今だけ」「今日中なら」は、あなたのための限定ではなく、営業側の締め切りの都合であることが多いのが実情です。

普段なら冷静に断れる人でも、月末の畳みかけには押し切られやすくなります。急かされたと感じたら、それ自体が一度持ち帰るべきサインだと考えてください。

とくに訪問営業は、その場の勢いで契約させることを狙っています。電話や量販店での勧誘も同じで、急かしてくるほど、いったん立ち止まって考える価値があると思ってください。

月初〜月中

比較的おだやかで、こちらの返事を待つ余裕があります。

月末〜期末

追い込みで強気になり、特典を増やして即決を迫りがちです。

営業が勧める回線が、あなたに得な回線とは限らない

ここはいちばん正直に書きます。営業をしていた頃の私は、お客さんにとって本当に最適かどうかより、自分の成績になるかどうかで動いていた時期がありました。胸を張れる話ではありませんが、これが現場の一面です。

業界の構造として一般に言われるのは、光回線は代理店が販売を担い、回線やプランによって代理店や営業が受け取るインセンティブが変わる、という点です。だからこそ売りたい回線が生まれます。必ずしも悪意があるわけではありませんが、営業の「おすすめ」と、あなたにとっての最適がズレることはあるのです。

つまり

実際、高額なキャッシュバックをうたう回線ほど、営業としては積極的に勧めやすいという面もあります。

「おすすめです」は、営業がおすすめしたいのであって、あなたにおすすめとは限らないということ。営業トークの「一番人気」「みんな選んでいます」を、そのまま自分の最適解だと思い込まないことが大切です。

「無料」「キャッシュバック○万円」が強調される理由

営業トークで必ずと言っていいほど前面に出てくるのが、「初期費用無料」や「キャッシュバック○万円」といったお得感です。これらが契約の決め手になりやすいことを、営業側はよく知っています。

ただ、業界の一般的な話として、高額なキャッシュバックには受け取りにくい条件が付くことが少なくありません。たとえば、開通から半年後に自分で申請する必要があったり、有料オプションへの加入が条件になっていたりします。

その結果、申請を忘れたり条件を満たせなかったりして、結局受け取れずに終わってしまう人もいます。だからこそ、キャッシュバックは金額の大きさよりも、受け取り条件を必ず確認することが大切です。金額の派手さは、そのまま得の大きさを意味しません。

元営業マンの結論:しつこい営業には「話を聞かない」が最強の防御

いちばん伝えたい本音はシンプルです。その場で話を聞き込まない、即決しない、いったん持ち帰る。これだけで、しつこい営業による損の大半は防げます。

営業を一概に悪者にしたいわけではありません。彼らも構造の中で必死に働いています。ただ、あなたの契約はあなたのペースで決めていいのです。相手の締め切りに合わせる必要はありません。

もし話を聞いてしまって心が動いても、その日は決めないと最初から決めておくこと。本当に良い条件なら、翌日でもなくなりません。

もし一人では断りにくいと感じるなら、「家族と相談してから決めます」の一言が便利です。即決を避ける理由として角が立たず、相手も引き下がりやすくなります。

しつこい営業から身を守る3つの行動

✅ その場では契約しない(必ず一度持ち帰る)

✅ 必要なら自分で調べて、自分で選ぶ

✅ 「今だけ」「今日中」を判断材料にしない

Q. 居留守や無視で対応しても大丈夫?

A. 問題ありません。営業の話を聞く義務はなく、興味がなければドア越しや電話口で「結構です」と伝えて構いません。

Q. 営業が勧める回線は全部ダメなの?

A. 全部がダメということはありません。ただ、おすすめを鵜呑みにせず、契約期間や料金は自分で確認することが大切です。

Q. しつこい訪問や電話を止めるには?

A. 「今後は不要です」とはっきり伝えるのが基本です。それでも続く場合は、対応しない、記録を残すといった毅然とした姿勢が有効です。

まとめ|しつこさは営業の都合、惑わされないために

営業のしつこさは、あなたのためではなく、ノルマと社内事情という構造から生まれています。だから営業トークをそのまま信じず、いったん持ち帰って自分のペースで決めることが、いちばんの自衛策になります。

では、どう選べばいいのか。その答えは、こちらの記事で元営業マンとして解説しています。 → 光回線は“営業のおすすめ”で選ぶな|後悔しない選び方

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正直すぎる元営業マン

通信業界で光回線の営業に携わってきた元営業マンです(法人向け担当)。業界の内側にいたからこそ知った「代理店のからくり」「キャッシュバックの罠」「”おすすめ”の裏側」を、もう中の人ではない今だからこそ、忖度なしの本音でお伝えします。特定の回線・代理店の回し者ではありません。「知らずに損をする人」を一人でも減らすこと。それがこのサイトの目的です。

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